2012年 10月 20日
感動のヨルダン5(マダバ&ネボ山)
朝9時にモハメッドさんが迎えに来てくれて出発です。
砂漠の中を3時間ほど走って着いたのはマダバという町。
「マ」は水という意味で「ダバ」は緑という意味だそうです。
ここは昔は木や植物がたくさんあったということですが、
長い年月をかけて砂漠になってしまったのですね。
ワディ・ラムの砂漠も大昔は海の底にあったそうです。
さて、マダバにあるのはギリシャ正教の教会です。
マダバはモザイクの町として有名で、
この聖ジョージ教会の床には6世紀のパレスチナの地図がモザイクで描かれています。
中東 = イスラム教だと思ってしまいますが、
ヨルダン人の6%はキリスト教徒だそうです。
この後、モザイク作品のお店に行きました。
身体障害者の方が技術を習得して
職人としてモザイク作品を作っています。
とてもステキですがテーブルなんて持って帰れないし
(保険付きで送ることもできるそうです)
お値段もそれなりに高いので(手作業で天然石を使っているので
高いのは当たり前ですが)鍋敷きぐらいの小さな壁掛けを一つ買いました。
その後は、マダバから10kmほどのところにある
ネボ山へ行きました。
気がついたら山の上にいたという感じ。
ここはモーゼ終焉の地として知られています。
モーゼを記念して作られた教会は現在修復中で見られず残念。
ネボ山でモーゼは率いてきた民に、あの有名な「あれが約束の地だ」という言葉でパレスチナに向かうよう促したとのことです。
でも、今日は砂漠の砂で靄っていたので
死海やイスラエル(パレスチナ)が見えず、これまた残念。
それでは死海に向かいましょう♪