2012年 07月 23日
南仏プロヴァンスへ11(エクス・アン・プロヴァンス)
セニョンを後にして、一路、今晩の宿泊地の
エクス・アン・プロヴァンスに向かいました。
実は、明日が実質的な最終日なのですが、
昨日、見られなかったサン・レミ・ド・プロヴァンスの
サン・ポール・ド・モーゾール修道院にもう一度行きたかったので、
できればエクスの観光は今日のうちに済ませておきたかったのです。
3時半頃にはエクスに着くことができたので
画家セザンヌのアトリエに行きました。
アトリエ内部は撮影禁止。
外観も木々に囲まれていて
全体的な写真を撮ることができませんでした。
でも、セザンヌが自ら設計して、
実際に使っていたアトリエに行き、
被写体に使った水差し、骸骨(!)などを見ることができて
興味深かったです。
セザンヌのアトリエは坂の途中の高台にあるのですが、
そこから更に坂を上って、
セザンヌが毎日のようにスケッチをしていたという、
レ・ローヴの丘まで行ってみました。
さすがにここまで来ている観光客はいませんでしたが。
サン・レミ・ド・プロヴァンスのゴッホの絵と同じように
セザンヌがスケッチした場所を示していました。
いかがでしょう?
その後はエクスの街に戻って散策しました。
エクス・アン・プロヴァンスはかつてプロヴァンス伯爵領の
首都として栄え、15世紀には大学が創設されたそうです。
そのような背景もあって、今も音楽祭や展覧会など
知的な上流階級の雰囲気が色濃く残っている街なんだそうです。
そして、夕飯はガイドブックに出ていたお店に行ってみました。
Le Bistro Latin
18, rue de la Couronne
フランスではランチでもディナーでもコースになっているので
選び易いですね。
さて、明日はいよいよ実質的な最終日です。