2012年 11月 24日
東地中海クルーズ by セレブリティ・シルエット11(洋上クルーズ チャナッカレ海峡)
11月25日(9日目)
朝起きたら8時でした (^^;;
しかし、船はゆっくりゆっくり航海していて
まだマルマラ海の端っこにいました。
今日は終日洋上クルーズなので乗客も船ものんびりです
(イスタンブールからクシャダスまで1日半もかかるはずないと思うのですが、、、)
11時にチャナッカレ海峡の一番狭いところを通りますと船長からのアナウンスがあったので、10時半ごろからデッキに出て良い場所を陣取りました。
それにしても良い天気です。
イスタンブールだけ天気が悪くて残念でした。
いよいよ狭いところが近づいてきました。
パイロット船が2雙 先導してくれます。
今、トルコでは「チャナッカレ」という映画をやっています。
トルコ語がわからないので詳しい内容はわかりませんが
ポスターを見る限り 戦い を描いた映画のようです。
ここ、チャナッカレ海峡は第一次世界大戦中にイギリスを中心とする連合軍がオスマン帝国と激しい戦いをしたところだそうです。連合軍の作戦立案をしたのが後にイギリスの首相となったウィンストン・チャーチル。そしてオスマン軍を指揮して連合軍を退却させたのがムスタファ・ケマルでした。ケマルはその後、トルコ共和国の初代大統領になり、アタチュルク(トルコの父)と呼ばれています。
アタチュルクがいなかったらトルコはイギリスの植民地になっていたか
ギリシャに統合されていたかもしれません。
だから今でもアタチュルクはトルコ国民にとって
特別な存在なんでしょうね。
「チャナッカレ」という映画ではこの戦いのことが描かれているのかも
しれません。
現在は平和なチャナッカレの街です。
チャナッカレ海峡から外海に出たらエーゲ海(広い意味では地中海)
です。
パイロット船ともここでお別れです。
ところで、エーゲ海ではトルコ本土から2~3kmしか離れてない島でも
ほとんどがギリシャの領土です。そのため、海上で携帯でトルコの3Gを利用したくてもギリシャの電波に邪魔をされてつながりにくいです。